ご存知ですか?「アンブッシュマーケティング」

アンブッシュマーケティングという言葉をご存知でしょうか。

“アンブッシュ”は待ち伏せの意味。

アンブッシュマーケティングとは…
オリンピックやワールドカップなどのイベントにおいて、公式スポンサー契約を結んでいないものが無断でロゴなどを使用したり、
会場内や周辺で便乗して行う宣伝活動。 貼り付け元 <コトバンクより:http://bit.ly/2Qhto4K>

五輪の観戦チケットのWeb予約が始まり五輪の足音が近づいてきました。
マーケティングご担当のみなさまは、五輪と絡めて何かできないかなと考えている企業の方もいらっしゃるかと思いますが、
実はこれ、なかなか難しいのです。知らないで企画を進めてしまうと、とんでもないことになりますのでご注意ください。

  

五輪とアンブッシュマーケティング

 

わかりやすく言ってしまうと、大会の公式スポンサーではない企業が、大会名やロゴを使って企業の広告宣伝活動を行うことです。

2020年に行われる東京五輪の組織委員会では、PDFを公開していますので下記の資料をご確認ください。

Brand Protection Guidelines 大会ブランド保護基準

https://tokyo2020.org/jp/copyright/data/brand-protection-JP.pdf

(参照元:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会サイトより)

 

2016年にリオで大会が開催された際に、日本広告審査機構が記事を書いています。

こちらもご参考までに。

http://www.jaro.or.jp/ippan/saikin_shinsa/20160421.html

(参照元:日本広告審査機構 オリンピック関連の広告事例 ~2016リオ編~より)

 

ロゴやピクトグラム、キャラクターの無断利用はもちろんNGですが、関連ワード・連想させるようなワードを使うこともNGです。

 

具体的に言いますと、ロゴやイメージキャラクターを勝手につかってオリジナルお菓子を作って販売したり、文言を利用してキャンペーンを展開することもNGです。

 

注意しなければならないのが、プレスリリースにもこれは適用されます。「○○競技の会場 ××に本社のある弊社****はオリンピック期間中にお問合せをいただいた方に~」のようなプレスリリースもNGだということ

PRTimes社の利用規約にもアンブッシュマーケティングに関する記載があります。

https://corp.kyodonewsprwire.jp/acceptability_standard

(参照元:PR Times取扱基準)

 

アンブッシュマーケティングについて大会組織委員会は、細かい規定や罰則を設けています。

これは、大会運営がスポンサー企業によるスポンサーシップフィーで成り立っているためです。

だれでもかれでも使えてしまうと、スポンサー企業の特権がなくなってしまい、スポンサーをとれなくなってしまいます。

 

アンブッシュマーケティングに関しては、下記のサイトでも記載されています。

SportsSponsorshipJournal

https://www.sports-sponsorship.jp/2018/09/19_4seminarreport1/

(参照元:スポーツスポンサーシップジャーナル 4回SSJセミナー「アンブッシュマーケティング最前線」レポート全編)

 

我が国におけるアンブッシュ・マーケティング規制の可能性

足立弁護士の論文です。

https://system.jpaa.or.jp/patent/viewPdf/2959

(参照元:日本弁理士会サイトより)

 

商業界Online:アンブッシュマーケティングって何?

近藤弁護士が記載しています。

http://shogyokai.jp/articles/-/888

(参照元:商業界Online アンブッシュマーケティングって何?より)

 

 

非スポンサー企業は表現に要注意

 

五輪を例としてお話しをしてきましたが、今年はラグビーのワールドカップが日本で開催されます。もちろん、この大会にもこの規制は当てはまります。またサッカーのワールドカップも同様でアンブッシュマーケティングを規制しています。

スポンサー企業のフィーで成り立っているイベントはすべて同じ規定が適用されますので、ご注意ください。

 

この記事を公開するにあたり、大会組織委員会に問合せをさせていただいたところ

具体案をもって個別に判断しておりますので、疑義が生じるようなケースがございましたら、

お手数をおかけいたしますが、幣会へご連絡いただければと思います。”

と、お返事をいただきました。

 

組織委員会はたくさんのお問合せを受け付けていると思いますので、

明らかにNGだと判断できるもの

・不要なお問合せ

などのお問合せはお控えください。

 

まだ正式の発表はありませんが、2025年に大阪で開催が決まった万博も同じだと思いますので、

気になる方はお問合せをしてみてください。

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