スタートアップ企業がインターンシップを実施して感じたこと

学生に「働く」を体験してもらい、会社の事業内容や仕事をすることを理解してもらうインターンシップ。
この取り組みを行う企業は、年々増加傾向にあるようです。
インターンシップの内容も1dayインターンシップと呼ばれる座学やワークショップ中心のものから、
自分たちでプロジェクトを立ち上げ完結させるような長期インターンシップまで様々です。
様々な企業がインターンシップを行うなか、スタートアップ企業がインターン生を受け入れて感じたことをまとめました。

何を隠そう、私たちミケネコも創業2期目でインターンシップを導入。

二人の大学生に来てもらっていました。参加当時大学3年生だった彼女たち。
就職活動を挟みながら1年以上も一緒に働いてくれました。

<感じたこと>
・「なにをするか一緒に決めよう」でもいい
・若い子の感性に触れるのは刺激になる
・卒
業後、会社に残ることを強要しない

・社会人としてアドバイスできることは惜しみなく

1:「何をするか一緒に決めよう」でもいい

これはまさしくミケネコの場合。
インターン生を決める面接のとき、「何をしてもらうか決めてません」と正直にお話をしました。
実際、インターン用のプログラムを組んでたわけではないですし、つきっきりでお世話をできる社員もいない…。そもそもその子が何ができるかがわかりません。
そこで、わたしたちは日常の業務の中で手伝ってもらえそうな部分から一緒に始めました。
最初は、調べごとやデータの整理などデスクワーク中心。数か月すると、それぞれの得意なことが見えてきました。

かっちりとインターンのカリキュラムをつくるのもいいでしょう。
ただスタートアップ企業の場合、社員の時間をさけない、自分たちの業務を回すのに必死な部分もあります。
そしたらそれを体験してもらったらいいと思います。
「働くこと」を体験してもらうのが、インターンシップです。
一日中書類作業をしなければならい日、お客さんと打ち合わせする日、朝から晩まで撮影に立ち会う日
楽しいことも地味な作業も経験してもらう、それでいいと思います。

2:若い子の感性に触れるのは刺激になる

わたしたちミケネコもインターン生2名を受け入れた時は、社員3人。
しかも一番年齢の近いわたしでさえ、10歳も離れています…。

ただそれがいい刺激!!
「何その言葉?」から始まり「最近の大学生って~」
と普段の仕事や生活で関わりのない年齢層の感性や興味関心に触れることは
わたしたち広告やコミュニケーションを創る人間には必要なことです。

またスタートアップは人が少ない場合がほとんどです。
人が少ないということは、各人の距離が近いということ。
女子大生が社長と好きなアイドルの話で盛り上がったり、
40代のおじさんが恋愛のアドバイスをしたり、
彼女たちがいた間は、きゃっきゃと楽しい毎日でした☺ 今がどんよりつまらない日々なわけではないです…

3:卒業後 会社に入ることを強要しない

スタートアップ企業の場合、せっかく社内で育てた人材を手放すのはもったいないと感じるでしょう。
ミケネコもインターン生に、あ・わ・よ・く・ば そのまま就職してもらうことを期待していました。
ただそれは会社の都合。本人がそのまま残りたいというのであれば、どうぞ残ってください。
でも新卒という1回しかないチャンス。新卒という価値は大きいものがあります。
それを充分に生かせるように、ほかの会社で働くことも進めてあげてください。

4:社会人としてアドバイスできることは惜しみなく

OBOG訪問や会社訪問の機会もありますが、大学生が社会人である私たちと話をする機会はそうそうありません。
ミケネコでは、展示会やセミナーに参加してもらったらレポートを提出してもらっていました。
もともと広告業界に興味のあった彼女たち。業界に対する知識を深めてもらうとともに、大学や社会人になってレポートや報告書を書く際に恥ずかしくないように、きちんと添削して返していました。

エントリーシートについて相談を受ければ、採用側はこういうところを見ていると思うよ、とまとめ方のポイントを教えてあげました。
面接の練習がしたいと言われれば、打ち合わせスペースで面接の練習もしました。
アットホームな社内だからできることかもしれませんが、
分からないことや疑問点、やりたいと言ってくれたことにはきちんと応えてあげるべきです。

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スタートアップ企業だと自分たちの業務を「同じレベルで手伝ってくれる子」であったり「何でもできる子」をインターンとして受け入れたくなると思います。
それだと、アルバイトと変わりません。
確かに、アルバイトとインターンシップの線引きが難しい部分もありますが、
インターンシップはあくまで「就労体験」。
参加した学生のその後の人生に少しでも役立つことが残るようなことを経験できるようにしてあげましょう。

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