1:配布対象を限定せずに配布する
予算感:単価50円以下
・ポケットティッシュ
・うちわ(夏)
・カイロ(冬)など
ブース前を通る来場者どなたにもお渡しするなど、対象者を限定せずに配布するノベルティのことを「ばらまき」と呼びます。
大量に制作できるように単価は50円以下のものが望ましいです。
配布対象を限定しない「ばらまき」では、年齢性別問わず喜んでいただけるノベルティが主流です。
うちわやカイロといった季節ごとに喜ばれるノベルティもあるので、
どのシーズンに配布するのかも検討の要素になります。
また、ばらまき品は大量に発注しても保管場所に困らないよう、1個のサイズが小さいものが好まれます。
特に展示会ではストックルームのスペースが限られています。
大量に注文したけど在庫が入りきらない、ということがないようにサイズと個数を考慮してみると良いでしょう。
▲真夏の会場内で大活躍だったうちわ
2:アンケートなどにお答えいただいた方に配布する
予算感:単価100〜300円前後
・フリクションペン
・ノート
・不織布バッグ など
名刺交換やアンケート記入のお礼としてノベルティをお渡しすることもあります。
この場合はご協力へのお礼として差し上げるので、ばらまきよりも実用性の高いものを選びます。
筆記用具などの持ち帰った後もオフィスやデスク上で継続的に使用できるものが効果的です。
付箋付きのメモパッドやメモカバーが定規になっているものなど、
お仕事で必要になるものがセットになっていると便利ですし、お得感も出て喜ばれやすいのではないでしょうか。
また、継続的に使用していただくことでロゴや企業名を目にする機会が多くなり、長期的な宣伝効果も期待ができます。
せっかくアンケートに答えたのに…とがっかりされないように、
魅力的なノベルティを選んでアンケートや名刺交換に積極的に協力していただけるようにしましょう。
不織布バッグはばらまきでも活用されますが、名刺交換で資料入りバッグを配布するケースもあります。
名入れをした不織布バッグをイベント会場内で持ち歩いてもらうことで、企業名を広める「歩く広告」のような効果が期待できます。
▲デスク上で使用しているメモパッドや付箋セット
3:日頃のお礼を兼ねてお客様にお渡しする
予算感:500円以上
・シューケアセット
・タンブラー
・モバイルバッテリー など
自社イベントなどで記念品をお渡しすることもあるのではないでしょうか。
この場合、通常のノベルティの倍ほどの予算を設定して高級感のある商材を選びます。
「普段自分では購入しないけど、もらったら嬉しいもの」を選ぶと喜ばれます。
いつも自身で購入される品だと、こだわりの物があるのでノベルティでもらっても使わない場合があるかもしれません。
また、せっかく高級感のある商材を選ぶので、個包装の有無や箱入れが可能かなどを発注前にしっかりと確認しましょう。
欲しいと思われやすいノベルティの条件として、デザインだけでなく実用的かどうかも挙げられます。
私は展示会でもらったノベルティをオフィスでも使用していますが、
プリントされた社名を覚えるぐらいノベルティを使ってもらうには、やはり実用的かどうかが大きなポイントです。
「もらっても使わない」と判断されそうな物は避けて、魅力的なノベルティで効果的に企業アピールをしていきましょう。