今回のレポーター:ミケネコ社員(シェアハウス住まい)
ミケネコとしてのテレワーク実施状況レポートはこちら
業務上の不安点や課題
・作業場所がない
私の住んでいるシェアハウスは水回りは共有で各自個室付きタイプなのですが、自室にはテーブルやデスクがないため当初はリビングで作業を行っていました。
しかし緊急事態宣言の発令以降からリモートワークに移行した住人が増えたことで、同じように作業環境の整っているリビングに集ってしまうことが多くなりました。
これではリビングが3密状態になってしまうので、今は混雑具合を見ながら自室とリビングを使い分けています。
ただ自室の壁が薄くあまり大きな声が出せない、リビングだとカメラに住人が映り込む可能性があるといった点から、やはり自宅でのWeb会議や電話対応は難しくなっています。
シェアハウス内でのテレワークに不安点はありますが、十分な距離を取りつつ適度な人数で一緒に作業できるとちょっとしたコワーキングプレイスのような雰囲気になります。
私の場合、一人暮らしだと家に籠もって孤独に仕事をすることになっていたと思うので、同じような状況の方々と一緒に作業ができる点はシェアハウス内でテレワークを行う良さの一つだと感じています。
・オンとオフの切り替えが難しい
テレワークにより朝夕の満員電車から開放され、通勤時間が短縮されて自宅ですぐに仕事に取り掛かれるようになりました。
そういったメリットがある反面、作業場が自宅になったことで仕事とプライベートの境界線が曖昧になったように感じます。
少し面倒に感じていた通勤時間ですが、実は仕事に向かう前の心の準備だったのかもしれません。
また女性の場合はメイクをすることで気持ちの切り替えもできていたのだと思います。
在宅なのでメイクをする機会が減った分、オフィス用の服に着替えて気持ちを切り替えるようにしています。
プライベート上の不安点や課題
・お昼ご飯をどうするか
今まではオフィス付近のお店に食べに出かけていましたが、この状況では外食ができないのでお昼も自炊するようになりました。
自炊の回数が増えたので、買い物の量が地味に増えた気がします。
私は自分のお昼ご飯だけを準備すればいいのでどんなに簡単な料理でも問題はないですが、(健康面を抜きにすればですが…)お子さんやパートナーなど一緒に暮らす人のことを考えながら1日3食を用意するのは結構な負担だと思います。
・運動不足
*Coke ON ウォークという万歩計アプリで毎日計測しているのですが、これまでは1週間で35,000歩歩けていたはずが、テレワークになってから10,000歩程度に減ってしまいました。
テレワークになって最寄り駅までのちょっとした移動やお客さまへの訪問がなくなったことと、週末の外出を自粛している影響だと思います。
家の周りを歩いてみるなど、最小限の外出で運動不足をカバーできる方法を模索中です。
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*Coke ON ウォーク:1週間の目標歩数を達成できるとスタンプがもらえ、一定数以上スタンプを獲得すると自動販売機のドリンクが1本無料になるコカ・コーラのアプリです。
テレワークで歩数が激減してしまい目標達成が難しくなりました…
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・清掃サービスの停止
私の住んでいるシェアハウスでは週1回ハウスクリーニングを行っています。
しかし今の状況を受けて、感染防止のためこのお掃除サービスが無期限停止になりました。
急遽住人間で分担して掃除していますが、サービス停止が長期間になると辛いかもしれません。
ただでさえシェアハウスは1箇所に人が密集していて感染の温床とも言われているので、今まで以上に清掃や除菌には気を付けています。
シェアハウスの住人に聞いたテレワークのメリットや悩み
せっかくなので、同じようにテレワークに移行した住人にもテレアークのメリットや悩みを聞いてみました。
<メリット>
・自分のタイミングで社内連絡ができる
メールやチャットだとお互いのタイミングで確認ができるため、オフィスでは話しかけるのを躊躇してしまう忙しい相手にも気軽に連絡ができるようになった。
・いつでも宅配便が受け取れる
終日在宅になり平日のどの時間帯でも受け取れるようになった。
<悩み>
・テレワーク用に新しく導入したツールの使い方が分からない
テレワークを実施するにあたって新規ツールを導入したが、利用方法が分からない社員が多くいた。
Web会議やチャットでの説明にも限界があるので、結局対面で説明することになった。
・Web会議がスムーズに行えない
面共有がうまくいかない、インターネット環境が不安定になるなどのトラブルにより、対面だと短時間で終わる打ち合わせもオンラインだと思ったより時間がかかってしまう。
進行が途切れてしまうのはちょっとしたストレスに感じる。