株式会社ミケネコは第4期を迎えます

2015年3月に起業した株式会社ミケネコは、2017年2月末日をもって無事、第3期を終了することができました。

ミケネコを設立して三年が経ちました。創業期ならではの悩みはまだまだ尽きることがないのですが、創業メンバーは誰一人欠けず、新たな仲間も迎え入れ、会社としての体裁は整って来たと考えています。2017年春に移転した現在の事務所にも腰を据えるつもりです。飯田橋・神楽坂にあるミケネコという会社はなかなかおもしろい会社らしい、と多くの方に知っていただきたいと考えています。

 

せっかく自分たちの信念や情熱を実現できる環境を作ってきたので、仕事に対して我慢や無理はしないようにしてきたつもりです。おかげさまでクライアント企業にも恵まれ、創業から3期まで売上は順調に推移しています。より規模の大きな仕事や責任のある立場を任せていただく機会も増えてきました。

だからと言って同じことをやり続けるつもりもありません。より自分たちの強みや得意を活かせていける仕事を実現したいと常々感じています。

 

では自分たちの強みや得意とは何でしょう?

 

ミケネコはマーケティングから考えるクリエイティブに強みと価値を置いています。

「BtoBクリエイティブエージェンシー」という立ち位置で起業し、主にBtoB企業のマーケティングコミュニケーションに関わる企画制作を中心に事業を行ってまいりました。もちろん、今現在もそれがメイン事業であることは間違いありません。「成果にこだわる」「目的と目標を全員で共有する」ことをモットーに取り組んでおり、奇抜なアイディアや飛び抜けたクリエイティブというものよりも正攻法でありながら、「!」を感じてもらえる仕事を実現してきた自負があります。

 

ちょうど一年ほど前、3期を迎える頃から、受託制作業務の仕事をお断りさせていただくようにいたしました。

これには評価基準が明確化されていないコンペティションへ参加するリソースが限られていることや、基本的なアイディアやデザインが横流しされていることがあまりにも目に余る、という意思表示でもあります。

 

なぜその施策が必要なのか、それによってどんな効果を期待しているのか、具体的な次のアクションは何なのか、社内的な連携は取れているのか、といった部分をしっかりとヒアリングさせていただき、ご予算と期間に最適なプランニングを提示させていただくところから私たちの仕事は始まります。デザインやコンテンツの企画などはもっと後の話なのです。

私どもへのオーダーが「カッコいい広告物を制作すること」や、「安価で量産できるWebコンテンツを制作すること」であった場合は、それらを得意とされているプロダクションをご紹介させていただくようにいたしました。ミケネコは制作物を提供することだけでは本当の強みを提供できないと考えているからです。

 

第3期はまだ社内でも動きがまとめきれていない部分もあり、制作物メインの仕事も多々ありました。一つの仕事を根気よく手間をかけてクライアントとともに仕上げていく、という動きを徹底いたしました。売上に対しての利益率は低下しましたし、スタッフにも多くの負担を強かざるを得ない状況を作ってしまったことは経営者として大いに反省しなければならない現実でした。しかし、確かな成果はありました。丁寧な仕事はクライアントとの確かな信頼関係を育みます。

いろいろなご縁にも恵まれ、2017年後期からは事業改革のマーケティングコンサルティング、社内研修プログラムの構築、業界誌への寄稿など、ミケネコが持つノウハウやスキル自体に価値を感じていただけるお仕事が着実に増えてまいりました。クリエイティブからマーケティングエージェンシーとしての機能を拡げてきた成果がみえ始めています。

 

第4期を迎えるにあたり、ミケネコはやはり「企業の悩みをワクワクに変える」ことをモットーにしていきたい。

 

「BtoBクリエイティブエージェンシー」であることに誇りをもち、BtoB業界特有の課題や解決すべき問題に対してはしっかりと「カタチ」にして実現することを約束いたします。また、そのカタチを作るための狙いや思いを含めたマーケティングの部分でも間違いなく一日の長があると自負しています。

第4期はそんな仕事をもっともっと多くのクライアント企業と共有できるように努めていければと考えています。

 

 

さて、とても個人的な話にもなってしまうのですが、前職の転勤で東京に来たのが2009年の3月でした。ミケネコの設立も3月ですので、この季節には自分の中で「新しい環境」への期待と不安が入り混じった独特の感覚があります。いつも言っていることなのですが、まずは自分たちが日常でワクワクできるような姿を見せていければと考えています。

 

春の嵐が過ぎ去った三月一日。ミケネコは次のステージに向かってまた走り出します。

ニャウローディング