SEMICOM Japan 2016  出展ブースレビュー

2016年12月14日〜16日東京ビッグサイトにて開催された「SEMICOM Japan」に行ってきました。
展示会全体の傾向や各企業展示の特徴などをまとめております。

SEMICON Japan2016 概要

正式名称 SEMICON Japan2016
会期 2016/12/14(Wed.)~12/16(Fri.) am10:00~pm5:00
開催地 東京/日本/アジア
会場 東京ビッグサイト 東ホール・会議棟
取扱品目 半導体製造装置・部品、材料、製造イノベーション(先端リソグラフィ、2,5/3D IC、生産マネージメントシステム・ソリューション、精密加工技術、特殊材料、OLED/LED/PE装置・材料)、中古装置/部品/サービス/流通/仲介/リファビッシュ、環境安全/化学物質対策、ファウンドリ/OSAT、スペアパーツ/コンポーネンツ/消耗品、コンサルティング/IP対策/その他関連ビジネス、IoT(自動車/パワーデバイス、モバイル/ネットワーク/ウエアラブル、デジタルヘルス、センサー/MEMS、セキュリティ、製造業のIoT/Smart Factory、Smart City/House)
主催者 SEMI
業種

機械・工業技術/電気・電子(製品、機器) 機械・工業技術/その他産業用機器・設備 機械・工業技術/製造・生産技術、品質管理 機械・工業技術/先端技術、新素材、合成物、R&D 環境/環境、廃棄物処理、リサイクリング

開催頻度 毎年(2016年で40回目)
過去実績 2015年実績
来場者:60,378 人  出展社:732社 総出展面積:14,321㎡
公式サイト http://www.semiconjapan.org/

SEMICON Japan2016 概要(HP抜粋)

世界を代表するマイクロエレクトロニクス国際展示会

SEMICON Japanは今年で40回目の開催となる
世界最大級のエレクトロニクス製造サプライチェーン総合展示会です。
その核となる半導体製造装置・材料については前工程から後工程までの全てを網羅する国内唯一の大規模国際展示会となります。

メイン展示ゾーン(前工程ゾーン、後工程・総合・材料ゾーン)、特別展World of IoTゾーン、パビリオン展示ゾーンから構成されています。

 

全体図

会場図-拡大図

全体の所感

SEMICON2016出展各企業の共通点は、出展企業の社員数が多い事とパネル・デモンストレーション機のセット展示の2点であった。

総じてBooth内に社員は多く、他の展示会に比べて、各企業来場者にもれなく自社製品の説明を出来ている様子であった。しかし、その分一人当たりの滞在時間が長くなり、回転率という観点から見た場合、効率が悪いのかもしれない。

展示装飾や運営形態(ノベルティやコンパニオンなど)において、各企業それぞれ違いが見られた。

そちらに関しては、出展レビューを見て頂きたい。

ディスコ -後工程・総合・材料ゾーン

ブースのポイント

小間数

合計72小間

(8小間、18小間、36小間)

コンパニオン なし
ステージ あり(18小間エリア)
モニター あり(18小間エリア)
デモンストレーションなど

「ミニマルウェハ、エアシューターで搬送中」    (8小間エリア)

ノベルティ なし

所見

  • 基調色は黒・ベージュ、企業ロゴはプリント文字に照明を当てたスタイル。
  • 36,18小間エリアは、大型装置(半導体製造装置)の展示で所狭しと装置が並んでいた。間接照明を多用しており柔らかい印象を与えた。
  • 8小間エリアは、半導体を使った装置の大型デモで、科学博物館のようで面白かった。

伯東 -後工程・総合・材料ゾーン

ブースのポイント

小間数 12小間,オープンブース
コンパニオン なし
ステージ なし
モニター 4台
デモンストレーションなど 2機
ノベルティ ボールペン

所見

  • 基調色は白、企業ロゴはプリント文字に照明を当てたスタイル。
  • 4隅に多角柱(色分けあり)があり、その周りを囲うようにしてパネルやデモンストレーションが展示されている。中心に受付がある。
  • 展示種類毎に(柱毎に)に違った色が使われ、分かりやすさを演出しているようであったが、ごちゃごちゃ感を助長してしまっている気がした。

アドバンテスト ー前工程ゾーン、後工程・総合・材料ゾーン

ブースのポイント

小間数 32小間,オープンブース
コンパニオン 受付5名
ステージ あり
モニター 19台
デモンストレーションなど 18機
ノベルティ ボールペン

所見

  • 基調色は白、企業ロゴは、正面発光型チャンネル文字。
  • 5つのエリア(一つは商談スペース)があり、色やアイコンを使ってわかりやすく区別されている。 
  • 各エリアの天井に大きな円があり、そこから地面に向かって逆三角柱をなしたポールが伸びている。その周りにパネルやモニター、デモンストレーションが展示されている。それぞれのエリアがどこにあるか一目でわかる構造になっており秀逸な展示装飾だと思った。 

THK ー前工程ゾーン

ブースのポイント

小間数 12小間,オープンブース
コンパニオン なし
ステージ なし
モニター 17台
デモンストレーションなど

ロボット6機、耐震デモ1機

ノベルティ なし

所見

  • 基調色は白、企業ロゴは背面発光型チャンネル文字。
  • ロボットのデモンストレーションとそれを説明するモニターのセットがたくさん展示されていた。その為なのか集客は良く、さらに長い時間滞在させていた。

ダイヘン -前工程ゾーン

ブースのポイント

小間数 24小間,オープンブース
コンパニオン 受付2名、アンケート3名
ステージ あり
モニター

4台,透明ガラスマッピング4台,床マッピング1台

デモンストレーションなど

医療・薬品用クリーンロボット2台、新型大気用・真空用ウエハ搬送ロボット3台(用途別)

ノベルティ

メモ帳・ボールペンセット(アンケート回答)

所見

  • 基調色は白・水色、企業ロゴは、鉄製の背面発光型チャンネル文字。二階に商談スペース。 
  • ”左側にロボット、右側にプラズマ用電源、真ん中にステージ・受付、二階に商談スペース”と配置の簡素化に気を遣い、わかりやすくかつすっきりした展示スペースになっていた。
  • 展示造形、装飾色、展示内容と他を圧倒するほどインパクトはあったが、集客は意外と少なめだった。
  • 海沿いにあるカフェのよう。

ミニマルファブ ー前工程ゾーン

ブースのポイント

小間数 36小間,オープンブース
コンパニオン MC1名,アンケート2名
ステージ あり(デモンストレーション説明)
モニター 1台
デモンストレーションなど 50機以(半導体製造装置)
ノベルティ

ミニマル名刺、チョコレートなどが当たる抽選権(スタンプラリー)

所見

      • 基調色はなく、赤・青・緑・橙・白・黒などカラフルなポップデザインだった。また、ポップなイラストも使われていた。 
      • 企業ロゴは、プリント文字に照明を当てているスタイル。
      • 同じ形・外見の装置(機能は違う)が50機以上並べられており、迫力があった。また映画「アイ、ロボット」の同じ形をしたヒューマノイドが登場するワンシーンを思い出させた。近未来SF映画のようであった。
      • 装飾・展示内容どちらもごちゃごちゃしていたが、白いジャケットを着た社員が多数(50人以上)おり、来場者にもれなく案内をしていた。また白ジャケットという来場者と区別をしやすい工夫がされていた。
      • 同社製品を使っている他企業を廻るスタンプラリーを実施しており、斬新さが見てとれた。

 

三井住友ファイナンス&リース -前工程ゾーン

ブースのポイント

小間数 12小間,クローズドブース
コンパニオン なし
ステージ なし
モニター なし
デモンストレーションなど なし
ノベルティ なし

所見

  • 基調色は白・ベージュと落ち着いた雰囲気を醸し出していた。また湾曲した四角や直角三角形を重ねており、斬新な建築デザインのクローズドブースになっていた。企業ロゴは、正面発光型チャンネル文字やプリント文字に照明など同規模のものが幾つかのパターンが使われていた。
  • 展示場のほとんどが商談スペースになっており、展示品は主導線の裏側に設置されたパネル3枚のみであった。
  • 美容系や観光系企業の事務所のような雰囲気。

東京エレクトロン -前工程ゾーン

ブースのポイント

小間数 32小間,オープンブース
コンパニオン 受付4名
ステージ なし
モニター 大型1台
デモンストレーションなど なし
ノベルティ トートバッグ

所見

  • 基調色は白・黄緑・水色・ベージュ(エコプロで頻繁に使われていたような配色)で構成されており、所々に植物が装飾されていた。ショウルームのような雰囲気であった。
  • 展示場のほとんどが商談スペースになっており、上記の展示装飾は、快い商談ができる空間を演出。 
  • 少しではあるがパネル展示やモニターもあり、特にモニターは、集客を促していた。

インテリジェント・コスモ研究機構 -前工程ゾーン

ブースのポイント

小間数 20小間,オープンブース
コンパニオン なし
ステージ なし
モニター なし
デモンストレーションなど 各社1機
ノベルティ 「地場産品」のせんべいや鉛筆など(Informationにて配布)

所見

  • 東北地方の企業30社が半小間程のスペースを共有して展示をしていた。 また一番奥側に受付があり、屋台村のような構造だった。
  • 入り口は、「TOHOKU」と書いた青緑のパネルに照明があったているスタイルで、非常に見づらいデザインだった。

荏原製作所 -前工程ゾーン

ブースのポイント

小間数 12小間,オープンブース
コンパニオン なし
ステージ なし
モニター なし
デモンストレーションなど 4機
ノベルティ なし

所見

  • ”白・こげ茶という基調色、シンプルな装飾、エレガントな照明の当て方”とインテリア販売店のような清潔感やスタイリッシュさを感じさせた。
  • 線対称の大きな2つの柱が立っており、その周りを囲うようにガラスでできた四角柱の箱(中は商談スペース)が設置されていた。3辺にはパネル展示、残り1辺(主導線から見えない部分)に商談スペースの入り口になっており、空間の使い方もスタイリッシュで格好良かった。

ニコン -前工程ゾーン

ブースのポイント

小間数 15小間,オープンブース
コンパニオン なし
ステージ なし
モニター 2台
デモンストレーションなど 5機
ノベルティ なし

所見

  • 「ニコンシステム」「ニコンテック」「ニコンインステック」「ニコン半導体装置事業部」「ニコンエンジニアリング」のグループ展示。 
  • 基調色は黒・黄で、企業ロゴは正面発光型チャンネル文字。
  • 展示上部からニコンカラー(黄)の細い棒が多数ぶら下がっており、アート的でインパクトがあり、さらに一目でニコンとわかるので秀逸さを感じた。

日立ハイテクノロジーズ -前工程ゾーン

ブースのポイント

小間数 12小間,クローズドブース
コンパニオン なし
ステージ なし
モニター なし
デモンストレーションなど 人型双腕ロボット
ノベルティ なし

所見

  • 基調色は白、企業ロゴは正面発光型チャンネル文字。狭い空間の中に「IoTパワーソリューション」「先端微細化ソリューション」「アフターセールスオフライン解析ソリューション」の3テーマで色分けしており、ごちゃごちゃ感があった。
  • 基本的にディスプレイパネルを使った展示で、パネル1枚に1社員が立っており、説明を受けやすい構造になっていた。
  • クローズドブースで動線の最後に受付があった。

SCREENセミコンダクタ―ソリューションズ -前工程ゾーン

ブースのポイント

小間数 18小間,オープンブース
コンパニオン 受付4名
ステージ

「先進の300m装置、IoTの未来」1日10ステージ

モニター 1台
デモンストレーションなど 温度を知らせる警告ラベル
ノベルティ なし

所見

          • 基調色は白・黒・青、企業ロゴは正面発光型チャンネル文字。在中する社員数が多くさらに展示場の中心に商談スペースが設置されていたせいか小間の割に狭く感じた。 
          • ディスプレイパネルを多用していた。
          • ステージの集客は主導線を塞ぐ程であった。
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