WebSummitに行ってきましたー2

11月4日(月)~7日(木)でリスボンで開催されていたWebSummitに行ってきました。
TOPICになることはたくさんあるのですが、今回は展示ブースについてまとめました。

世界中から集まる出展企業

WebSummitは大きく分けるとステージ/展示/StartUp/Workshopの4カテゴリにわけられると思います。

展示とStartUpは一緒でもいいかもしれませんが、この2つは対象や目的が異なるので分けることにします。

展示ブースは世界中から出展社が企業ブースを出しています。
政府の投資局関係がブースを出していたり、National Unionがブースを出していたり、あっちこっちで無料のコーヒーが飲めたり、場所によってはアルコールが飲めたり。。

日本の展示会では見られない光景がたくさんでした。

 

2階建てブースが多い

日本の展示会で2階建てブースはあまりお目にかかれませんが、この展示スペースでは色々な出展社が2階建てブースを出展していました。日本では、2階建てブースを作れるのは、コマの広さと強度の問題、コスト面から実施が難しいのが実情です。WebSummitではそこまで大きくないブースでも2階建てブースの装飾をしていました。

いくつか見ていきましょう。

▼CISCOブース


CISCOのブースは2階部分をEscape Roomと題して誰でも登れるようになっていました。
2階部分ではアプリケーションの紹介、1階部分が商談&ミーティングスペースになっていました。

混雑時にはブースをぐるっと囲むように、2階へ上りたい人が列をなしていました。

 

▼Lenovo

レノボはブース自体が広かったのですが、デバイスの展示平面部分を使いゆったりと行い、商談やミーティングは2階建てブースの部分を使っておこなっていました。
上部のRのサインも内側も使って装飾をしており遠くからでも目立っていました。

 

▼LISBOlN

開催地リスボンのCity Councilのブース。
Made of Lisboaのサイトもありますが、リスボンをベースとするスタートアップ企業のコミュニティです。

Made of Lisboa https://madeoflisboa.com/

ポルトガル政府もこれとは別にブースを出展していましたが、ヨーロッパ各国がブースを出展。スタートアップ企業の誘致を行っていました。

 

▼Saudi Arabia

中東からの出展が多いのはヨーロッパならではだと思います。その一つサウジアラビアは大きなブースを出展していました。生まれて初めてサウジアラビアの方とお話ししました。
ブース中央部は2階だてのミーティングスペース、周りにはジャンル別のミーティングブースが用意されていました。
サウジアラビアの国旗は深い緑色ですが、それをベースにしたのかブースは緑が基調色になっています。本来はもっと深い緑色のためイメージがわかず、最初はどこのブースか分かりませんでした。。
上部のサイネージは反対側にもついていました。ブースのコマ面積はSAPやLenovo、Microsoftと同等の広面積でした。

 

写真を撮りたくなるブース

日本人にとって2階建てブースは珍しいのですが、ヨーロッパなどでは当たり前のようで、ブースにカメラを向けている人はいませんでした。人が集まって写真を撮っているブースは何かしらの「しかけ」のあるブースが多かったです。

 

▼SAP

いい感じに撮れていないのですが、SAPのブースにはバスケットコートがあり、来場者が挑戦することができました。

Data Courtというタイトルになっていますが、ボールの起動やスコアや得点率がバックの壁面に表示されていました。

 

▼epd

地元ポルトガルのエネルギー大手epd。2019年よりアクセラレーターのプログラムを行っており、StartUp企業に向けてメッセージを発信するための仕掛けをおいていました。

ユニコーンが上下したり…リングが上下したり、、サンドバックがあったり。。

 

▼PVH

ご存知Calvin KleinやTommy Hilfigerといった高級アパレルブランドを擁するPVH。
CEOのDanielはセンターステージでパネルディスカッションでデジタルデザインについて話していました。

ブースには3Dデザインのマシーンが置かれており、希望者はデニム生地のトートバックに自分の名前をデザインしてもらえるデモを行っていました。
ものすごく人気のデモで時間と人数に限りがあり手に入れられた人はラッキー。

 

クルマを展示しない自動車会社

WebSummitには毎年自動車メーカーも出展をしているようなのですが、今年はVolks WogenとPORSHCEが出展をしていました。

展示ブースでの行いを見てもわかるように、自動車会社は「クルマ」そのものではなくクルマの周辺環境やクルマのある人々の生活をどのようにデザインしていくのか、ということに事業シフトしていく必要があると感じました。

 

▼PORSCHE

真っ黒なカーテンに仕切られたポルシェのブース。
なかにクルマでも展示してあるのかなと思ったのですが、なにもありませんでした。

スクリーンと座れるスペースとカウンター。
半分でプレゼンテーションを行い、仕切られた残りのスペースではMeditationを行っていました。
Luxuryな空間デザイン、自分へのご褒美というテーマに装飾とMeditationを行っていたようです。

 

▼Volks Wagen

ワーゲンはVolksWagenGroupとして出展をしていました。どこかオフィスのようなブース装飾の中にはクルマの展示はおろか、自動車メーカーを連想させるものはありません。

Summitの期間中、リスボンの町中を走るバスを使い渋滞緩和の実証実験を行っており、それについてプレゼンテーションをしていました。

(いい写真が無かったので事務局が公開している写真をお借りしました)

 

気になったおしゃれブース

このブースおしゃれ―だな、どうに作ってるんだろう?と気になったものがあるので、ご紹介します。

 

▼イギリス

こちらイギリス政府投資局のブースです。ブースというよりは大学の講義室のようになっています。階段の一番下でプレゼンを行っていました。天井には鏡があって見上げると自分が写っています。

しかもこのブース、階下に4人掛けくらいのボックスシートがあり、打ち合わせができるようになっていました。
強度とかいったいどうなっているのでしょうか。
気になります。

(事務局の公開画像お借りしました)

 

▼Google

皆さんご存知Googleさん。
ブース半分を技術プレゼンで使っており、もう半分はミーティングスペース用の椅子とテーブルになっていました。しかもブランコ。
右側のグリーンで囲われた裏側にコーヒーカウンターがあり、コーヒーをいただけます。(ミーティングしなくてももらえます)しかもアメリカ―ノやラテ、カプチーノなど種類まで選べます。
*これはGoogleに限ったことでなく、会場内にあったフリーコーヒーベンダーでも他のブースでも同じでした。

 

▼デンマーク

コマの多くは隣のブースと接していない完全独立のブースでした。そのため、こんな感じのブースも作れます。
四方八方からやってくる来場者を捕まえられるブース設計です。

 

まとめ

そもそもがミーティングメインであることもあり、パネル展示のようなものはなく、デスクとチェアがあるのと、デモ用のディスプレイ、サインという要素としてはシンプルなブースが中心です。

そのシンプルな要素をいかに人の目につくように見せるか、というところがカギかなと思いました。それもあり、ブースは色であったり装飾が派手なブースが多かった印象です。

これはオペレーションの問題ですが、スタッフがずらーとブース前に立っていることもなく、名刺情報くださいと言われることもなく、来場者へのプレッシャーが少ない展示でした。

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